全然すゑひろがりじゃないすゑひろがりず。
『スローでイージーなルーティンで』略して『スロイジ』に出てるミルクボーイを初めてチラッと見た。
内海君がハットを被っている。
どうやらこの番組ではお決まりの様だが、内海君がハットを被っている。
インパクトがエグい。
〝放蕩の旅に出て、ヤバい方向にキャラ変したくまのプーさん〟みたいになっている。
スタイリストさんの悪意なのか?
いや、遊び心か?
ツッコみ所が有り過ぎて、満腹。
2、3年前には、角刈りにアイドルの様な赤のチェックのミニスカート履いて、劇場でけん玉してたのに。
M-1グランプリ獲ってホンマに良かったよな。
こんな明るい昼間の番組でレギュラーやってんねんもん。
どう考えても平日昼間のキャラでは無かったもん。
今日も雨。
『やすとものいたって真剣です』の録画を見る。
ゲストはトータルテンボスさん。
やすとものお二人は、「すっごい東京っぽい」と評する。
でもあたしは逆だ。
ずっと関西出身で東京に進出したものだとばっかり思ってた。
それぐらい漫才のテンポが良くて、関西っぽいのだ。
でも、〝上方〟のイントネーションが全く違ってて、やっぱり関東の人達なんだと実感する。
トータルテンボスさんの名前を広めたのは、やっぱり2007年のM-1グランプリ。
サンドウィッチマンさんが敗者復活から勝ち上がったあの年、しのぎを削ったのがトータルテンボスさん。
が、しかし。
この時のM-1グランプリをやすとものお二人は見ていなかった!
「ええっ!」
「そんなもんなん?」
ともよさんに至っては、テレビに背中向けて座っていて見てなかったらしい。
「振り向いてあげてよ。」
真剣ファミリー(?)の笑い飯西田さんも言ってたけど、M-1グランプリって全芸人が見ているもんやとばかり思ってた。
二人共静岡出身で、お笑いに親しむ環境では全然無かったらしい。
全く漫才のやり方も分からなかった二人が今のポジショまで来るには、相当な努力や試行錯誤があったって事なんやろな。
でも、今のトータルテンボスさんの漫才から、元々は漫才の素地が無かったなんて信じられない。
努力もさることながら、やっぱり持って生まれたセンスが半端なかったに違いない。
今までほとんど知らなかったトータルテンボスさんの結成秘話や、2、3年目の若手時代の話、千鳥のお二人によるトータルテンボス評。
大村さんの息子さん(イケメン。しかも笑いのツボも無茶苦茶押さえてた!)まで登場して、舞台中心で余りバラエティ番組への出演が無い二人の入門編みたいで見応えがあった。
ところで、この番組ではすゑひろがりずが、東海道五十三次の宿場町をドライブ旅するって企画をやってる。
今回が第2回目。
これがなんちゅーか、絵面が恐ろしく地味なのだ。
トータルテンボスさんも言ってたが、グルメも絶景も全く出て来ない。
しかも、いつもの袴の衣装では無くて私服で初めて臨むロケ。
でも散策するのが宿場町なのだ。
昔の風情を残してる宿場町なのだ。
こういう時こそ着物違うんか!
まぁ、二人にも自覚はあるらしい。
着物の代わりに着ている私服。
三島君曰く、南條君が着ている服が無茶苦茶お洒落だと。
「どこが?」
「どの辺が?」
「後ろ姿しか映って無いやんけって?」
「後ろ姿だけで十分やがな。」
「スタッフさん。これは衣装なの?私服なの?」
でも、この企画。
前回凄く評判良かったんだと。
「へぇ~~。」
やすともさんが「若い女子から人気あるから、かわいいかわいいって凄い言われてるから。」とトータルテンボスのお二人に補足説明。
藤田さんも大村さんも「へぇ~。」と言いつつ、全く納得いってない表情やった。
「ヘンな魔法に掛かってるねんて。」
前回の大津宿から土山宿まで、滋賀県を巡るロケなので、あたしは無茶苦茶興味深く見たけど、大丈夫かなぁ。
地味なんよなぁ。
岩屋観音と呼ばれる所を訪れる二人。
五十三次を描いた絵の再現を目指す旅。
今回が一番いい絵が撮れそうと心躍る二人。
道を教えてくれた住職さんは凄い優しくて、「管理人さんが居る時もあるけど、ほとんど居ないので。」と写真撮影も快く許可してもらった。
いざ岩屋観音に到着してみると、普段ほとんど居てないはずの管理人さんが居て、けちょんけちょんに言われたらしい。
ほぼ脅されてるやん。
あんなに楽しそうやったのに、テンションだだ下がりの二人。
なんて持ってないんだ。
なんか不憫で笑ってしまった。
すゑひろがりずなのに、行く先混沌。
来週も続きが放送されるそう。
うん?
なんかちょっと楽しみにしてる自分が居る。
「なんで???」