乗っ取れ！山陰！

かまいたちがやってる『かまいたちの掟』に、代打でアインシュタインが登場。

かまいたちが二人共コロナ感染した為、一回分のロケが飛んでしまう為、急遽白羽の矢が立ったらしい。

関西地方ではまだ流れて無い。

その内流れるかと待つつもりしてたけど、TVerでランクイン。

評判も上々らしく、ほんなら見てみるかとTVerで見る。

米子空港に着いた二人をスタッフさん総出でお出迎え。

ここからロケ地に移動するバスが、ロケバスサイズでは無く、50人乗りの観光バスやった。

な、なんかスゴいな。

地方ロケ番組やのに、番組資金が潤沢なのか、それともこの番組のスタッフさん達ロケ慣れしてへんのか？

どうやら後者やったらしい。

だってバスに乗り込んでからの絵面がエグいもん。

荷物置きの棚や窓に、小学校のお誕生日会よろしく飾り付けが無茶苦茶されてる！

こんなん見た事無いぞ。

｢お前これ血吐くまでボケなアカンのと違う？｣
｢これはちょっとやそっとで帰られへんぞ。｣
とアニキのツッコミが入る。

よっぽど番組に穴が開く所を代打で救ってくれたアインシュタインにスタッフさんが感謝の気持ちを現してるのんかと思ったら、毎週こうらしい。
（ちなみにテロップにはアインシュタイン様と様付けされてる。）

しかもこの飾り付け、番組側では無く、バス会社さんによる飾り付けだと。

THE・田舎のおもてなし。

ほっこりして笑える。

しかも、良く見ると、カエルやら紫陽花やら何やら、山陰とは全く関係ない飾り付け。🐸

なんや？
何でカエル？🐸
梅雨の季節感を出したかったんか？

観光バスん中で、アインシュタインの事をよく知りたいと、スタッフさんによる質問コーナーへ。

スタッフさんが挙手するので、アインシュタインが当てる。

まさかの挙手制。

｢順番決めとけよ。｣

なんかますますホームルームっぽくなって来たぞ。

まず女性スタッフさんからの質問。

番組タイトルにちなんで、コンビ間の掟はあるのか？

アインシュタインは朝出掛ける前にお互いに電話してるんだと。

遅刻や寝坊しない為の確認電話。

｢ほほう…。｣
｢偉いな、さすがやわ。｣
｢どこかのコンビとは大違い。｣
｢冠番組の初回ロケに、前日深酒して４時間も遅刻とかありへえんもんな。｣
｢酒飲んでんじゃねぇ！｣
｢ZIPでは準備万端早めに寝てるくせに。｣
｢山陰地方舐めてんのか。｣
（ちなみにご存知無い方も居るので補足説明しておくと、この番組の初回での濱家君の事です。）

それに比べたら、アインシュタインはさすがだわ。

真面目。

バスに乗り込むまでの移動中に、カメラの部品を落っことした、〝ちょっと出来ん子〟の匂いがプンプンする〝アホの粗品〟と呼ばれてるスタッフさんからの質問。

｢お二人の好きな食べ物は何ですか？｣

ズルっ⤵️

〝出来ん子〟決定！

〝アホの粗品〟は付くべきして付いたあだ名らしい。

まあそんな質問にも、ツッコミを忘れず丁寧に答えてあげる二人。

それにしてもこのスタッフさん達、アインシュタインが話す事に本当によく笑う。

笑い声の反応が良いので、アニキも稲ちゃんもどんどんノって行ってるのがよく分かる。

とうとう局長さんまで質問して来た。

うっすらハゲ、いやしっかりハゲの局長さん。

稲ちゃんが話す増毛話に食い付く。

まだ稲ちゃんの話が終わってへんのに、遮って｢増毛って効きますか？｣と喰い気味に聞く。

稲ちゃんも言ってるけど、効く効かへんの問題ちゃうのよなぁ、増毛って。

地毛に２本結び付けるんやから、地毛が無いと話にならんのよ。

局長さん。

｢無理です。｣

そして、この女性スタッフのレチナさん。

アインシュタインのファンなんだと。

そして、一番好きな芸人さんは、霜降り明星だと！

｢ガチやん。｣
｢かまいたちなんて全く出て来ーへんかったやん。｣

スタッフさん全員がビミョーに空気読めへん感じがツボる。

楽しい質問コーナーも終わり、ロケ地に到着。

かまいたちがこの番組で着てる衣装にお着換え。

これがかまいたちよりよっぽど似合ってる。

普段山内君が着てるZOZOスーツなんて、ピッチピチの上にズボンの丈が余りに余って、違和感有り有りやったけど…、山内君より約10センチ身長が高い稲ちゃんが着てもまだ余ってる。

もうさ、山内君。

３回くらいロールアップして着たら？

境港到着と言う事で、海辺とか水木しげるロードなんかと思ったら、なんか普通の公園。

そこでもまだ続く質問コーナー。

｢企画考えて来て無いんかっ！｣

まあまあまあまあ聞いてみましょ。

そこで飛び出すかまいたちとの付き合い方の質問。

｢打ち合わせしてても、山内さんの目が笑ってるのを見た事無くて…。｣

あんな、山内君そういう人やから。
他人に興味が無いの。

｢その内慣れる。｣
｢そういう人やから。割り切って行きましょう。｣

かまいたちへの不安が続出するスタッフさん。

普段は報道番組を作ってるクルーの皆さんらしい。

かまいたち。

ロケにもバラエティにも不慣れなスタッフさんを不安にさせてるで。

そこ行くとアインシュタインは盤石よ。

スタッフさん受けだけはすこぶる良い！
スタッフさん受けだけは。

基本謙虚。
NO文句。
〝みんなで楽しく盛り上がって行きましょう〟のサービス精神。

やりやすいでしょ？
TSKさん。

もうTVerでの再生回数も上々やし、時々アインシュタイン放り込んで行きましょ。

行けるぜ、アインシュタイン。

乗っ取れ、山陰！

こうして、山陰らしさも境港っぽさも、微塵も感じられないまま第１週目放送終了。

ホンマに質問コーナーだけで１本行った。

別に観光バス用意する必要無かったやん。

スタジオで撮れたのに。

ユルい。

生温いと紙一重。

さんいん中央テレビ、頑張ってます。