エスパー、ウル虎マリンの予言。
録画しといた『アッコにおまかせ』を見る。
アインシュタインが順レギュラーとして出てるのだ。
勝手にアッコさんの所に楽屋挨拶に行った姿を想像してみる。
ド緊張しながらも、それはそれは丁寧に大きな声で挨拶したに違いない。
何故かハッキリくっきりその様子が目に浮かぶ。
もはやあたしはエスパーである。
この日紹介するトピックスがVTRで一通り流れた後、ゲストに感想を求めるアッコさん。
なんか急に体をさする様に身震いする素振り。
「うん?これはもしや…?」と思ってると
「今日はあたしは心臓ドキドキして、ちょっと早めに慣れとかなアカンので…。」
「久し振りの…なんて言うか…稲田君。」
そんな、ハッキリクッキリイジるんや!
「そんなドキドキしますか?」と聞かれたアッコさん。
「なんかね…、誰と話しても君が目に入るのよ。」
それは、まあ、しゃーない。
不可抗力。
オリンピックを開催する事で人流が増えて、更なる感染拡大が懸念されるけど、どう思うかと言う質問に、稲ちゃんは
「いやぁ~やっぱり増えるのならと思っちゃいますね。」
「かかって亡くなる方もいらっしゃるので、緊急事態宣言?嫌ですけど、そうやって増えるのならそうしないといけないのかなと思いますね。」
うん?
何が言いたいのか、イマイチ分からんぞ。
主語が無いねんもん。
イマイチ分からんと思ったのは、アッコさんも同じらしく、隣のアニキに
「ちょっとゴメンな。横の河井君に味直しと言うか…。」とフォローを求める。
お口直し要員として出演してるらしいアニキが「すると決めたならちゃんと方針を打ち出してあげないと、選手の皆さんのメンタルの作り方もあると思うので…。」と、そつなくフォロー。
さすが、コンビ。
ニコイチである。
ボケない時の稲ちゃんは、いつも何言うてるのか、も一つ分からん事が多い。
きっと、どうボケるかで頭がフル回転してて、一般的な回答まで頭が回って無いんだろう。
でも、きっとアッコさんには稲ちゃんはハマった模様。
この日同じく順レギュラーとして出演してたおいでやす小田さんの事を、ウルサいだけだとイジった流れで
「顔不細工なだけでこんなにイジられる稲田の気持ち考えろ。」と仰せになる。
字面にするとエグい。
その後、昨今のブスイジり御法度の流れに配慮したのか、取って付けた様に
「不細工言うたらアカンな。愛らしい。」
不細工=愛らしい は、無茶苦茶無理ある。
フォローしようとすればする程、無自覚にエグり続けるアッコさん。
「テレビ見て出ると(稲ちゃんが)〝エエーっ!〟と思うんだけど、やっぱり慣れて来るねん。」
ホラー映画の語り口と一緒。
でもたいしたもんで、最終的にはこれに落ち着く。
「でも性格明るいから、愛おしいのよね。」
良かったやん、稲ちゃん!
アッコさんに愛おしい言われてるで。
稲ちゃんも喜びに顔がニヤけまくる。
思わず「もう抜け出せなくなってます。」と振るも…
再び身悶えるアッコさん。
完璧に見慣れるには、1時間の生放送ではちょいと時間が足りなかったみたい。
でも、ええ感触。
きっとアッコさんのお気に入り芸人リストに名前を連ねた事でしょう。
そして、コロナが空けたらアッコさんの自宅に招かれて、お酒に酔っ払ったアッコさんに稲ちゃんがギャグを求められてダダ滑りして怒られ、最初は甲斐甲斐しく料理を取り分けたり、食器を片付けたりして、気の利くええやっちゃと思われてたアニキは、アッコさんの酔いが深まるにつれ、「お前は細かい事気ぃ回し過ぎやねん、面倒くさいわ!」と何故か最終的には怒られているに違いない。
多分、合ってる。
何故なら、あたしはエスパーなのだ。
(注)湿気で疲れてる。
もう、寝よう。