水曜日のダウンタウンの奇跡。

今朝の空。

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うん、綺麗だ。


いやぁ~、凄かったっすな。

水曜日のダウンタウン

おぼん・こぼんTHEファイナル〟

あ、ちゃうわ。
おぼん・こぼん企画THEファイナル〟

おぼん・こぼんさん終わっても~てるやん。

先週見逃したので、今週だけ見ても仕方ないかと思って見てなかったのだけど、余りの反響に思わず2週分TVerで見た。

う~~ん。

あんな、ジェットコースターみたいな展開ある?

こぼんさんの娘さんの結婚式と言う、仲直りするにはもう絶対これ以上は無い最高のシチュエーション。

娘さんと二人が腕を組んで登場した時は、「良かったやん!」とホッとした。

が、しかしここから怒濤の展開。

結婚式のラスト。
娘さんからの涙の仲直りして欲しいとの訴えに…。

こぼんさん「普通に戻ろう。」
→お、こぼんさんやっと近寄った。これは和解か。

おぼんさん「普通って何やねん。ちゃんと謝れや。」
こぼんさん「何を謝るねん。」
→ヤバい、ヤバい。普通に戻るで十分やん。ここで更に求めたらアカンって、おぼんさん!

謝罪を求められたこぼんさんがキレ、そんなこぼんさんにおぼんさんがキレ。

もう修復不可能。

おぼんさんが怒って出て行ってしまった。

この時のナイツのお二人の表情が堪らない。

自分達の持ち込み企画(という体にはなってるけど、多分番組側が持ち掛けてるはず)で、仲直りしてもらおうと仕掛けて、逆に決定的に亀裂を生んでしまってる。

血の気引いてたもんな…。

怒って出て行ったおぼんさんを、ナイツさんや長谷川マネージャーさんが必死の説得。

やっぱりオモロイ漫才がしたいという、漫才師としての本能を思い出したおぼんさんが満面の笑顔で結婚式会場に戻る。

ウケを狙ったのか、場を凍らせてしまった申し訳なさがそうさせたのか、思いっ切りふざけて扉を開けるおぼんさん。

しかし、それを見たこぼんさんは、ホッとするどころか、余計不機嫌そうに。

そんなこぼんさんの様子は目に入って無いおぼんさん。

おぼんさん「仲直りや。」
こぼんさんの後頭部を撫でて和解を求める。
⤴️「触ってる!顔見るのも同じ空気吸うのも嫌や言うてはったのに!」

こぼんさん「仲直りやないです。」
⤵️げっ。

こぼんさん「もう辞めや。面倒くさいわ。」
おぼんさん「もうほんでええねんな。ほんなら辞めや。」
⤵️⤵️ヒィ~~。
なんでこーなるのぉ~。

でも、最後の最後。

結局おぼんさんを引き止めたのは、〝楽しい漫才がやりたい〟という気持ち。

既に撤収が始まっていた会場に戻って来たおぼんさんが、三度もう一回やり直そうと持ち掛けて、こぼんさんもやっと受け入れてからのハグ。

⤴️⤴️⤴️「うわぁ~、戻ったぁ!」

この時のおぼんさんの
「こいつでないと出来ひん漫才がありますねん。」にウルウル。

そうよね。
そうですって!

そして、何の打ち合わせも無いのに、パッとその場で結婚式のネタを披露するお二人。

大感動!

凄い。
やっぱり伊達じゃ無いお二人。

あんなにさっきまでガチンコで怒りまくって対決してたのに、阿吽の呼吸で漫才が出来る。

これぞ、漫才師。

もうホンマにここで感動しまくってしまった。

その後の関係者を東洋館に呼んで行った漫才も良かったなぁ…。

娘さん達が気にしてた、仲違いしてからは揃いでは無かった別々の漫才衣装。

それがお二人揃って真っ赤な漫才スーツに身を包んでいる。

見守るお弟子さん達も、ネタ合わせしていた師匠の姿を確認して泣き崩れている。

みんなが笑顔で、みんなが涙。

あたしも感動のウルウル。

あ~、良かったぁ。

スマホ持ちながら、こんなに感情が上下したのは初めて。

しかも、これがあの水曜日のダウンタウンの企画なんだから、余計に凄い。

と、ここまで書いて、映画1本分見終わった程のお二人の歩みの濃さに対するあたしの薄っぺらい感想に落ち込む。

消そうかとも思ったけど、それなりに文字数も費やしたので一応残しておこう。

それにしても、男のプライドってのは厄介だ。

だってここまで拗れた根底にあるのは、おぼんさんのこぼんさんに対する「自分の方が俺より上やと思っとる。」って気持ちだと思うのだ。

50年余りにも及ぶ二人の軌跡を、軽々に男のプライドの一言で片付けるのは余りに簡単かも知れないけれど、でも「馬鹿にされてる」って感情が、大の大人をここまで頑なにここまで関係を拗らすものなのかと、胸にドンと来た。

必死に頑張って来たからこそ持ちうるプライドではあるのだけれど。

自分の気持ちの乱高下にちょっとだけぐったり来ているあたしなんである。

この企画の首謀者であるナイツさんの気持ちは、いかばかりだったのか気になって、ナイツ・ザ・ラジオショーを聴いた。

最後の最後、撤収が始まった結婚式会場でこぼんさんと一緒に居たお二人は、おぼんさんが出て行った後どうなったのかを知らずに居た。

スタッフが必死に説得を試み、おぼんさんが戻って来て、大団円で終わった時、何が起こっているのか分からないくらいだったそう。

心底、それこそ心の底の底でホッとしただろうな。

そりゃあ泣くよ。

ただの一視聴者のあたしでさえ、こんなにホッとしてんだから。

この二日間、あたしの夜はおぼん・こぼんまみれだった。

一昨日、TVerで2週分の水曜日のダウンタウンを見て、昨夜はナイツ・ザ・ラジオショーでおぼん・こぼんさんの話を聴いた。

こういう時、大概あたしはおぼん・こぼんさんの夢を見る。

が、しかし。

何故か二夜に渡ってあたしの夢に登場したのは、キムタクだった。

どんな夢だったか、必死で思い出そうとするのだけど、思い出せない。

唯一思い出せたのが、こんなシーン。

あたしがキムタクの髪の毛にくっついていたご飯粒を発見する。

もうカピカピに硬くなっていたご飯粒をつまみ、「こんなん付いてるよ。」とキムタクに見せる。

キムタク。

「マジで。恥ぢぃー~。」


幸せだった。

おぼん・こぼん=キムタク

どうやってこういう方程式が出来上がったのか、全く分からないが、またキムタクの夢が見られるのなら、あたしは喜んで再び今晩もTVerで、おぼん・こぼんTHEファイナルを見るだろう。

あ、ちゃうわ。

おぼん・こぼん企画THEファイナルやった。

また、勝手に終わらせてもうた。

おぼん・こぼんさん。

「永遠なれ!」