おパンティなアニキ。
まさしくお盆の8月13日。
1年振りにトキ君主催のこれが開催された。
あたしは勿論綺麗さっぱり落選した。
アニキのソロライブ系は、ことごとく落選し続ける。(くそっ。)
なもんで、配信で見た。
それにしても、トキ君は本当にアニキが大好きで大好きで堪らないと見える。
アインシュタインが漫才劇場所属だった頃、劇場所属ではないトキ君がほぼ毎日劇場に居てるのを、他の芸人さんはスルーしてても、「ガハハハ~。」と笑いながら、「お前なんで居るねん?」とでも言いつつ、いつもきっちりイジってくれるアニキが大好きなんだと思う。
オープニング。
かなり手の込んだ格好いいオープニングVTRの後、ジョーズの生贄として捧げられるお供え物の様に、吊り下げられてアニキ登場。
たった一つの持ち歌、『sha-kedo』を生バンドをバックに歌うアニキ。
グッズとして売り出されたペンライトを振りながら身体を揺らすお客さん。
こういう時のアニキは、とにかく恥ずかしいって体を貫く。
でももう、『sha-kedo』を歌わされるのは目に見えてるんだから、いい加減カンペ見ずにしっかり歌って欲しいねんけど。
そして、トキ君考案のリズムネタをやらされるアニキ。
「♪パンティ~パンティ~パンティ泥棒~。」と歌いながらフリップをめくって行く。
ネタは特にウケはしない。
去年のYUZURU MANIAでもモンゴルの現地の人みたいな格好して、ピンネタ披露してたけど、ものすっごいスベってた。
アニキのファンしか居てないのに。
全てアニキファンなのに。
それに比べると今年はまだマシか。
ウケるでもなく、スベりまくるでもなく、ややウケ。
ネタを楽しむと言うより、頭にパンティ被って上半身裸、白いブリーフ姿の動くアニキを愛でる時間と考えた方がいい。
しかし、頭からパンティ被ってこんなにも爽やかな人間はそうは居てないと思う。
ライブにはアキナに、今井らいぱち君に、守谷日和君に、ニッポンの社長ケツ君に、稲ちゃんまで駆け付けて賑やかに過ぎて行く。
アニキの生い立ちをドラマ風(?)に見せるコーナーでは、なんと山田花子さんに寛平さんまで出て来た!
アニキもびっくりしてたが、あたしも「おお~。」と声が出た。
とにかくトキ君考案なので、トキ君のやりたい事が全部詰まってる。
ラストは、トキ君が一番格好いいアニキを見てもらいたいと、KinKi Kidsの『愛のかたまり』をこれまた生バンドをバックに歌うアニキ。
絵面だけ見てたら、アイドルのコンサートである。
トキ君がやりたい事=アニキのファンがこんなアニキを見たいとちゃんとなってるのが、このライブの一番良いところだ。
そして、頭からおパンティ被って、アイドルの様に歌まで歌うアニキは、ドラマにだって出る。
TBSの日曜劇場『オールドルーキー』にゲスト出演。
この回主役の車椅子テニス選手が所属する会社の社員役。
あくまでサポートするのは会社の宣伝の為。
その為には結果を出してくれないと困ると、恐ろしく現実的で、嫌な台詞しか喋らない普段のアニキとは真逆の役。
映ってる間、この写真の様に、ずーっと眉間に皺が寄ってた。
あまりにも普段のアニキからは遠い役なので、なんでアニキに声が掛かったんだろ?と考える。
そっか。
同じTBSの初めてのドラマ出演となった『おカネの切れ目が恋のはじまり』が、三浦春馬君の急逝によって、出演シーンが大幅に無くなってしまったから、その埋め合わせの意味もあんのか?
演技はどちらかと言えばと言うより、確実に下手ではあるけど、アニキの一番の欠点である、演技してる自分を俯瞰で見た時に恥ずかしくて堪らないって思ってしまってる部分が、今回は少し消化されてて、進歩を感じた。
だいぶ贔屓目だが。
でも、やっぱり眉間に皺を寄せてるアニキより、顔全体で笑ってるアニキを見てたい。
と言う事で、最後にもう一度。
おパンティなアニキをどうぞ。
今、パンティ被らせたら多分日本一。